銀行のカードローンは学生でも申込みできますか?

お金が必要になる事は社会人に限らず学生でもある事でしょう。

特に大学生や専門学校生になると一人暮らしを始めた人は生活費が必要になったり、親の反対を押し切って進学した人には学費が必要になったり、サークルに入る事で今まで以上にお金が必要になってきたりします。

親が“大学生や専門学校生などの学生の間は学費や生活費、小遣いなどを面倒見てくれる”という家庭もあれば、“そういったお金は高校生までで後は自分で稼いでやりくりをしてくれ”という家庭もあるでしょう。

そこで急に生活費などの多額な金額のやりくりをしようとしても経験がないので上手くいかず、お金に困ることもあるでしょう。そこで不足分をカードローンでお金を借りようと思っても未成年にお金を貸してくれる金融機関と言うのは少ないのです。

これは未成年者は金銭感覚が育っていないからです。高校生までは大抵の人が親からもらったお小遣いの範囲内で毎月友達との付き合いや趣味の物を買うといったやりくりをしていました。そこに生活にかかわる金銭を支払う必要はありませんでした。そのため高校生の小遣いの平均は5000円程度です。

そんな暮らしをしていた中、高校を卒業したからと言っていきなりアルバイトで5、6万円といった今までの10倍のお金が手に入るような生活になれば、気が大きくなって使い過ぎてしまう事も想像できます。高校生の頃に欲しかったけどお金がなくて買えなかったものについ使ってしまう事もあるでしょう。そうなると生活費にお金が回らないことになってしまいます。

つまり未成年者はまだ社会経験が少ないため判断力が未熟で金銭感覚が育っていないのでカードローンなどで多額な借入れができないようになっています。そのため未成年者の学生はカードローンを組むことはできません。

しかし、逆に言えば未成年者ではなくなれば銀行のカードローンを組むことができます。申込み条件には20歳以上と記載があり学生不可と言ったことは書かれていません。

そのため、学生でも20歳以上でアルバイトなどで安定した収入があれば銀行でのカードローンは申し込みができるのです。

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